Risdom(リズダム)は、大手教育事業関連会社「ベネッセコーポレーション」と大手ゲーム会社「SEGA XD」が共同開発した英語学習アプリです。
リズムゲーム、いわゆる「音ゲー」をプレイしながら英語を学べるとして、多くの人気を集めています。
利用を検討している人にとって、気になるのはサービスの質ですよね。
楽しみながら英語を学べるとはいえ、身にならなければ意味がありません。そこでチェックしたいのが、ユーザーの口コミ・評判です。
この記事では、Risdomに関する口コミ・評判、そして筆者の体験談を紹介するとともに、Risdomの強みや注意点について解説します。
この記事を読めば、Risdomのサービスの全容を把握できますよ。「Risdomを使ってみたいな」と考えているあなたは、ぜひ最後までご覧ください。
Risdom(リズダム)の口コミ・評判
Risdomの口コミ・評判を見ると、ポジティブな意見が大半を占める一方で、サービスに満足していない声も挙げられていました。
ここでは、Risdomの良い口コミ・評判といまいちな口コミ・評判の両方を紹介します。
良い口コミ・評判
Risdomに関する良い口コミ・評判には、次のような意見が挙げられていました。
実際の口コミ・評判は、次の通りです。
いまいちな口コミ・評判
良い口コミ・評判が多く挙げられている一方で、ややマイナスの意見も見られました。
実際の口コミ・評判は、次の通りです。
【口コミで評判!】Risdom(リズダム)を実際に使ってみた感想
今回筆者は、Risdomの無料プランを利用してみました。
まず良いと感じたのは、アプリのデザインです。
いわゆる「お勉強感」がまったくなく、英語学習に対する抵抗感も薄れると感じました。
「リズムバトル」は何曲かレパートリーがあり、中には多くの人が知っている曲も入っているため、楽しみながら取り組めます。
難易度が「EASY」「NORMAL」「HARD」の3段階用意されているのも、「もっとやりたい」「絶対クリアしてやる!」とリズムゲームにハマっていく要因の1つだと感じました。
英語を学べる「キャラ育成」は、対応レベルの幅広さに驚きました。
初心者レベルから英検1級相当の超難関レベルまで問題が用意されているため、取り組み方次第でどんどんレベルアップしていけます。
問題は4択式のため、正直当てずっぽうでも答えられてしまいますが、ちょっとしたすき間にも取り組みやすいのが魅力です。
【口コミや体験からわかった】Risdom(リズダム)の強み
口コミ・評判や体験からわかったRisdomの強みは、次の5つです。
順番に見ていきましょう。
英語学習を楽しく習慣化できる
Risdomの魅力の1つは、リズムゲームを楽しみながら英語学習に取り組めることです。
まさにゲーム感覚で英語に触れられるため、学習の習慣化も苦ではありません。
リズムゲームの特徴は、「もう1回やりたい!」「もっとうまくなりたい」と何度も繰り返したくなるような高いエンターテインメント性があることです。
一方で、英語の習得に必要なのは、反復学習です。
この2つの特性を融合させたのがRisdomであり、だからこそユーザーは楽しみながら英語学習を続けられるのです。
また、Risdomのリズムゲームは、英語学習を進めないとクリアできない仕組みになっています。
たとえ英語学習に取り組んでいなくても、リズムゲーム自体はプレイできますが、下の画像のようにクリアには至りません。
主体的に英語学習に取り組める仕組みになっているわけです。
その他、ゲームアプリによくある「ガチャ」にも、工夫が施されています。
一般的にガチャは、月額利用料とは別に課金して回す仕様が多いのですが、Risdomの場合は英語学習に取り組むことで得られるアイテムを使うことで回せるようになっています。
ゲーム性と英語学習がうまく融合されていますよね。
このように、Risdomはただ楽しいだけのアプリではなく、しっかり英語を学べるように設計されています。
そのため、英語学習を楽しみながら習慣化できますよ。
自分に合ったレベルで学習できる
Risdomでは、自分に合ったレベルでの学習が可能です。
というのも、Risdomは初心者レベルから英検1級レベルまで幅広いレベルの問題が用意されています。
具体的にRisdomには、英検5~1級・TOEIC600~900点レベルの問題が収録されています。
英検・TOEIC対策・学校の授業の復習・社会人の学び直しなど、あらゆるレベルや目的に対応しているのが魅力です。
また、Risdomではステージ1から取り組む必要はありません。
他の英語学習アプリには、順番にステージをこなしていかなければ、次のステージが解禁されない仕組みになっているものもありますが、Risdomの場合ははじめからすべてのステージが開かれています。
そのため、現状のレベルに合った学習が可能なのです。
幅広いレベルを網羅しており、問題のレベルを自由に選択できるRisdomなら、効率的に英語を身に付けられます。
苦手な箇所もしっかり定着させられる
苦手な箇所を徹底的に学び、定着させられるのもRisdomの魅力の1つです。
その理由は、Risdomの出題の仕組みにあります。
Risdomで問題に取り組むと、その結果をもとにそれぞれの英単語・英文法が「未出題」「記憶中」「ニガテ」「覚えた」に分類されます。
そして、「記憶中」「ニガテ」に分類された単語や文法事項は、最適なタイミングで繰り返し出題され、定着させられるように導いてくれるのです。
英語学習で大切な「反復学習」を自然と行える仕組みになっているため、苦手分野もしっかり克服できますよ。
基礎+応用力を身に付けられる
Risdomの良いところは、基礎知識だけでなく応用力も身に付けられる点です。
文法問題では、問題ごとに丁寧な解説が付いています。
そこには「問題を解くために必要な知識」や「問題を解くための思考法」が書かれているため、他の問題を解く際にも応用可能です。
また、英文の読み上げ機能もあり、復唱すれば発音やアクセントなども習得できます。
単語問題にも音声機能はあり、問題ごとに単語を読み上げてくれるため、つづり・音・意味を一緒に覚えられますよ。
単に知識を詰め込むのではなく、それらの知識を使うための力も身に付けられるのがRisdomの強みです。
日々の学習時間を管理できる
Risdomでは、学習時間も自動で管理できます。
Risdom自体に学習管理機能はありませんが、自習室アプリ「StudyCast」との連携が可能です。
StudyCastとは、全国の学習者とオンライン上の自習室で一緒に勉強できるアプリです。
StudyCastと連携することで、Risdomに取り組んだ時間が自動で記録されます。
記録された学習時間を定期的に確認することで、「今週はあまりできなかったから来週はもっと頑張ろう」「今日はこれだけ勉強できた!」といったように、モチベーションを高く維持しながら学習に取り組めます。
StudyCastは無料のアプリであり、連携も簡単なため、手軽に学習管理できますよ。
【口コミや体験からわかった】Ridom(リズダム)を利用する際の注意点
多くの魅力が詰まっているRisdomですが、いくつか注意点もあります。
それぞれ詳しく解説します。
リズムゲームに夢中になりすぎてしまう恐れがある
Risdomを利用する上で気を付けたいのは、リズムゲームに夢中になりすぎてしまわないことです。
先ほどもお伝えした通り、リズムゲームにはある種の中毒性があります。
プレイしているうちに「もっとやりたい」「この曲もクリアしたい」という気持ちが大きくなり、英語学習が後回しになってしまう恐れがあるため注意してくださいね。
また、リズムゲームをクリアすることだけに注力し、定着していないのに無理に学習を進めてしまうことも考えられます。
Risdomを利用する目的はあくまで英語学習であることを忘れないようにしましょう。
漢字が使われているため小学生以下は保護者のサポートが必要になる
あらゆるレベルに対応しているRisdomは、年齢問わず利用できる英語学習アプリですが、漢字が使われている点には注意が必要です。
Risdomでは、英語問題の解答や解説に英語が使われています。
そのため、小学生以下の子供の場合、せっかく問題に答えても意味を理解できないかもしれません。
挫折しないよう、保護者が適切にフォローしながら取り組ませてあげると良いでしょう。
無料プランの場合はキャラ育成に取り組める回数に制限がある
Risdomは無料でも利用できますが、その場合「キャラ育成」に回数制限がかけられてしまうことを覚えておきましょう。
今回筆者も無料プランでRisdomを利用しましたが、英語問題が収録されている「キャラ育成」では単語問題・文法問題の両方を合わせて3回しか取り組めませんでした。
単語問題の場合、1回に10問出題されるため1日に解答できるのはたった30問です。
3回終えると回復までに18時間かかります。
まずは様子見で使ってみたいのであれば無料プランでも十分ですが、本気で英語を学びたい場合は有料プランに移行することをおすすめします。
ちなみに、無料プランでもリズムゲームは制限なく利用できますが、それこそ英語学習が後回しになってしまう恐れがあるため注意しましょう。
【口コミで評判!】Risdom(リズダム)の基本の使い方
ここでは、Risdomの基本の使い方を紹介します。
これから利用する予定の人は、ぜひアプリのイメージを掴んでみてください。
リズムバトル
リズムバトルでは、リズムゲームをプレイできます。
2024年7月時点で22曲が収録されており、中には人気のボーカロイド曲やJpopも含まれていますよ。
リズムゲームのプレイ方法は簡単です。
好きな曲を1曲選び、「EASY」「NORMAL」「HARD」からプレイしたいレベルを選択します。
曲が始まると、リズムに合わせて「フォゲト」が飛んでくるため、タイミングを合わせてタップしましょう。
長押しや上下のスワイプなどが必要なフォゲトも飛んできますよ。
もしクリアできなければ、英語学習に取り組んでキャラクターをレベルアップさせてみてください。
キャラ育成
キャラ育成では、単語問題・文法問題に取り組めます。
問題に取り組むごとに、キャラクターのレベルが上がっていくため、リズムゲームもクリアしやすくなりますよ。
問題形式は、基本的に4択です。
解答には時間制限が設けられており、かかった時間によって評価が異なります。
文法問題の場合は、解答と一緒に解説も表示されるため、知識があいまいな場合はしっかり解説まで読むようにしましょう。
単語問題は1回10問、文法問題は1回5問に設定されていますが、有料プランに申し込むと1回の問題数も調整できるようになりますよ。
アイテムやコイン
キャラ育成に取り組むと、アイテムやコインが手に入ります。
アイテムやコインはキャラクターをグレードアップさせるために用いますが、キャラクターが50レベルになるまで使えません。
せっかくアイテムやコインを手に入れても「何のために使うの?」ともやもやするかもしれませんが、とにかく英語学習を進めてキャラクターをレベルアップさせていきましょう。
ガチャ
ガチャは、キャラ育成で集めた「幻石」を使って回します。
1回回すのに幻石150個、10回回すのに幻石1,500個が必要です。
ガチャで手に入れたアイテムは、キャラクターのグレードアップに使えますよ。
【口コミ・評判と一緒に確認したい】Risdom(リズダム)の料金
Risdomの利用料金は、手続きの仕方によって異なります。
手続き方法 | 月額料金(税込) |
アプリで手続きした場合 | 1,480円 |
公式サイトで手続きした場合 | 980円 |
アプリで手続きする場合はアプリ内の「ショップ」を開き、スタンダードプランの項目にて「アプリで購入」をタップすると、決済に移ります。
一方、公式サイトから申し込む場合は、サイト内の「今すぐ申し込み」あるいは「お申込み」をクリックしましょう。
次のページで、「進研ゼミ会員」「会員ではない小中高生」「会員ではない大学生や社会人」の3つから当てはまるものを選びます。その後は、案内にしたがって手続きを進めてみてください。
手軽なのはアプリからの手続きですが、少しでも料金を抑えたい場合は公式サイトからの申し込みをおすすめします。
Risdom(リズダム)の口コミ・評判 まとめ
Risdomの口コミ・評判を紹介してきました。あらためて、良い口コミ・評判といまいちな口コミ・評判を確認してみましょう。
実際に使ってみると、楽しみながら英語に触れられる点が良いと感じました。
リズムゲームは英語学習を進めないとクリアできない仕組みになっているのも、モチベーション高く英語学習に取り組める理由の1つです。
一方で、口コミ・評判にもあったように、リズムゲームに夢中になりすぎてしまうことも大いにあり得ます。
目的を失わないように高い意識を持って利用することが大切です。
制限はありますが、Risdomは無料でも利用できるため、この記事を読んで興味が高まった人はぜひアプリをインストールしてみてくださいね。
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